高音質と設置性をさらに向上させ快適空間を自在に演出

直径8cmのコンパクトユニットながら、上位モデル同様、アーティストの息遣い、楽器固有の音色、スタジオや演奏会場の臨場感を正確に再現する、ハイコストパフォーマンスモデルです。
別売の専用スピーカースタンド「508DMK3」や別売の専用取付ブラケット「CB1」を使えば、フロアに、壁に、天井にと、フレキシブルな設置が可能になり、リビングでのホームシアターや、リスニングルームでの本格的オーディオシステムとしてだけではなく、Cafeやレストランなど、ホスピタリティを重視する商業施設でのBGM再生にも最適です。

開発コンセプト

「正確な音の再生」。それは、「ソフトに収録されているアーティストや録音エンジニアが込めた想いを、何も付け加えず、何も消さずに、伝えたい」との考えに基づいています。

質・サイズ・設置性全てを満たすハイパフォーマンスモデル

エッグシェル・コンストラクション

ECLIPSE Home Audio Systemsは、内部定在波や、前面バッフル角で発生する回析効果を抑制するため、剛性が高く、同一半径面が存在しない、卵形ラウンドフォルムのエンクロージャーを採用しています。 「TD508MK3」は、前モデル「TD508II」より内部容積を約37%アップ。スピーカーユニットの高速駆動に対する背圧の影響を抑えて、スムーズなストロークを確保しつつ、再生周波数帯域を広げることに成功しました。

8cmフルレンジスピーカーユニット

TD508MK3」のスピーカー振動板には、軽量ながら高い剛性や適度な内部損失を持ち、固有の音色を持たないグラスファイバーを採用。エッジ部分は、素材固有の音が少なく、振幅量を充分確保できるブチル系ラバーを採用し、併せて、ダンパーにエア抜き穴を追加するなど最適化し、前後運動の対称性をアップさせています。磁気回路は、マグネットやボイスコイルの最適化と同時に、ギャップを最適化するなどして磁束密度を前モデル「TD508II」より約17%向上させることに成功。さらに、センターポールへ銅素材のショートリングを追加して磁気歪を抑え、よりクリアな音を実現させています。

制振支持構造

TD508MK3」のスピーカー部とスタンド部は、3本のスパイクとオリジナルの特殊固定構造で点接触を実現。不要な振動を排除し、タイトな低音域の再生を可能にしました。 また、よりシビアにリスニングポイントを調整できる、角度調整機能を採用。スピーカー部を-10°~30°の範囲で無段階に調整でき、リスニング環境に合わせて設置の自由度が広がります。

角度調整機能(天井取り付け時)

TD508MK3」は、別売の専用取付ブラケット「CB1」を使用して、天井への取り付けが可能です。スピーカーアームの設定を変えることで、天井に対して10°~-75°の角度調整範囲を獲得。スペースに制限のある場所でも、「TD508MK3」のパフォーマンスを存分に発揮できます。

角度調整機能(壁取り付け時)

コンパクトタイプの特性を活かし、 TD508MK3」は、別売の専用取付ブラケット「CB1」を使用して壁への取り付けも可能です。スピーカーアームの設定を変えることで、壁に対して20°~75°の角度調整ができ、使用シーンの可能性をさらに広げることができます。