iPod+イクリプスTDシリーズスピーカー
TD307PAIIは、iPodや携帯電話といったデジタルミュージックソースを良い音で再現できる、ということをうたっている製品なんですけれど、一方で河本さんはすごく良いスピーカーをお持ちですよね。TD307PAIIはコストパフォーマンスの部分で魅力を感じていただいているということでしょうか。この価格でワンクラス、ツークラス上のスピーカーサウンドが楽しめるというような。
と言うか、こっちの大きなオーディオは、CDを回しながらデータを読み取っていくんですけれど、その時に一回だけしかデータを読まないので、読み損ねたデータが発生するんです。それをオーバーサンプリングして、滑らかに演算処理してスピーカーから流している。パソコンの場合は、データをハードディスクに移すとき、完全に同じものをコピーしますよね。その正しいデータから再生したら、どうなるかという点に興味があるんです。
取りこぼしのない完全な音がiPodで聴けるんじゃないかということですか。
私はそう思っているんです。それを理論的に確かめろといわれたら、方法がないんですけれどね。しかも、iPodはバッテリー駆動ですから、電源のノイズを拾わないんです。PCオーディオで聴く場合、パソコンの電源のノイズを拾うし、温度が上るからファンがブンブンまわっているし、高性能のCPUが入っていれば、そこからもノイズを拾う。それにくらべて、iPodは小さいハードディスクだし、バッテリー駆動ですからね。iPodに電源部分がないというのは、大きなメリットだと思います。
先ほどのお話からすると、iPod等で聞くときにも圧縮を当然されないんですよね。
ええ、圧縮はしないです。圧縮したら意味がないですから。MacならAIFFで、WindowsならWAVで、全くCDと同サイズのデータを取り込んでiPod等で再生するんです。
凄い!なんか、いいですね。そういうアプローチを教えてもらうと…。お話を聴くまでは、iPodの音楽ってイージーなものという印象があったんですが、今おっしゃったのは、iPodで気軽に音楽を聴くという楽しみ方のほかに、すごい可能性を秘めているんだということですよね。確かに40G や80Gの容量の大きなiPodをオーディオサーバ的に使えば、本当に誰でもハイエンドオーディオを手に入れたということになりますよね。
そうですね。素材はありますからね。あとはそれをどういう風に使うかだと思いますね。今、iPodを使っている人で、いきなりすごいお金をかけてオーディオ装置を揃えたりはしないと思うんですよ。ただ、iPodを入り口にして、音に興味を持って、少しずつオーディオに移行していくというステップはあると思うんです。ヘッドフォンでもすごく良いやつが出てるでしょ。5万円とかするような。それが結構売れている。良い音で聴きたいという潜在的なマーケットがあるんです。そういう人が次のステップとしてECLIPSE TDシリーズスピーカーへ行くっていうのはアリだと思いますね。
