ECLIPSE   
 
寺田恵子
寺田恵子 My Passionate Reply on ECLIPSE 寺田恵子/SHOW-YA
My Passionate Reply on ECLIPSE 寺田恵子/SHOW-YA


イメージと感覚の狭間にあるもの


──ところで、ずっとMacで曲作りやプリプロをされていたのですか?

寺田 Macはずっと昔から持っていましたが、実はゲームやネットくらいしかやってなくて(笑)、仕事に使いだしたのはホント最近なのね。それまでは、MDデッキやラジカセにマイクつないでお風呂場に持って行って、ナチュラルエコー掛けて歌ったりとかね。浴槽を自分で「コンコン」叩いてクリック(メトロノーム)代わりにしてみたり。

──そうだったのですか。そのあたりをじっくり聞かせて下さい。

寺田 つまりはメロディーと言うか、一番ベーシックな曲作りを自宅でやっています。それをメンバーやアレンジャーに「こんな曲出来ました〜」って持って行って、楽曲に起こしてもらうんです。自分の頭の中ではもうちゃんと伴奏も鳴っていてアンサンブルは出来上がっているんだけど、昔は色や景色とか情景などイメージでしか説明出来なかったの。「夜の落ちついた雰囲気で」や「ちょっと飲み過ぎた朝みたいに...」とかね(笑)。

──夜明け前の紫色の空とかね。

寺田 そうそう!!悪い事しちゃって、空が怒っているぞーみたいなさ。雰囲気で音を表現するのはヴォーカルの人に多くて、前にちょっと聴いたのはNOKKO(注:元REBECCAのヴォーカル)なんかもそうだって言ってた。心の情景とかを色で例えるのは皆似てるんだねーって。でも、30代半ばでギターを自分で弾く様になり、そしてMacで曲作りをはじめて、自分である程度作って行ける様になった。まあ、私もだんだんミュージシャンぽくなってきましたー(笑)。

──今はそのMacで生録もされるのですか?

寺田 もちろん!お座敷なのに何故か最近マイクスタンドも購入したので、胡座をかいてギターを持った私の前にマイクを立てて歌います。ギターもヴォーカルも一緒に入る様に弾き語りっぽくさ。NHK-FMの番組内でプレゼントする曲も実はこうやって作っているのですよ。で、そう言う作業にはやっぱりちゃんと歌もギターもモニターしたいじゃない?それでECLIPSE TDシリーズスピーカーを導入したと言う訳です。

寺田恵子
──実際にECLIPSE TDシリーズスピーカーを使ってみて、
いかがですか?


寺田 最初カタログを読んだり説明を聞いたりもしたけど、何だっけ?タイムなんとか理論とかだっけ?(爆笑)。でも、私にはそんな事はどうでもよくて、あんまり細かい事はとても苦手なので、『感覚』でしか解らないんです。でも、気持ちいい、気持ちよくないとか、自分が好きな音かどうかとか、とにかく最初に聴いた時に「ああ!コレだ〜!」って感覚的な直感があったの。さっきの音のイメージの話ではないけど、大切なのは自分の『感覚』なんだーと思って。

──それ以前は何でモニターしていたのですか?


寺田 ヘッドフォンでした。でもねー、深夜に一人でヘッドフォンでやっていると、もう凄い状態なんですよ。内緒だけど(笑)お酒飲みながらやったりもするでしょ?もう、途中で頭の中を音が「ぐるんぐるん」しちゃって訳が分かんなくなるのね。お酒酔いもあるし、それこそ閉鎖されたヘッドフォン環境で、Macでエフェクトとか掛けたりすると今録った歌が右や左に行ったり来たり、エコー酔いも手伝って。そんな事やっていると朝になってしまって「やっばい、今日撮影なのにどうしよ〜?(汗)」ってなりがちで...。だから「スピーカーで開かれた空間で作業しないと駄目だ」って考えて、小さな音でもはっきりと聴こえて、ちゃぶ台にも置けるスピーカーを探して、これに辿り着いたのです。

──と言うことは最近はMacですから、ある程度作り込む事も出来る訳ですね。

寺田 そうです。ガレージなんとか(笑)と言うソフトですけど、ドラムもベースも入れます。まあ曲によって、こう言うサウンドはどう言うサンプルが良いかな?と調べて、音ネタをアップルストアに買いに行ったり...。これから出すSHOW-YAの新曲の為に、ヘビメタっぽいとかハードロック調なネタも欲しくなって、事務所にプレゼントしてもらったり(涙)。ツーバスが「ドコドコドコドコ〜♪」「ドゴダガドゴダガ〜♪」みたいなの。もちろん、どれもちょーっと違うので、あくまでベーシックなプリプロまでしか使いませんけど。
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