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──いつも聴いているのですが、カルロスさんにとってスピーカーって何でしょうか?
カルロス そうですね、、僕はフルレンジ一発って実はとても好きなんです。昔はフルレンジ一発のスピーカって市場にも沢山ありましたよね。とてもパーカッションに近い気がしていた。コンガ一発鳴らしても、4ウェイのスピーカーならすべての帯域から4つに分類された音が一緒に鳴る訳で、『どこか違うな〜っ』て思うところもありました。
──昔はホーン型のスピーカーなども人気でしたが。
カルロス 特性に色がつく感じがしますね。なんて言うか、ホーン鳴りみたいな。音に良く働く場合もあるでしょうが、そうじゃない場合もあるのでしょう。あ、レンズが付いてたりとか(笑)海外メーカーのスタジオモニターにもそういうのが多かった。
──ラージモニターの中高域は大体そうでしたね。
カルロス そうするとね、帯域での周波数の住み分けが見えてしまうんですよ。でもね、一般的にはリスナーはフルレンジだったり、あっても2ウェイぐらいですよね。ラジカセとかミニコンンポとか。
──同軸2ウェイなんてのもありましたね。
カルロス まあ、色んな考え方や理論はあるのでしょうが、パーカッションという観点でみて、『何が一番当たり前に聴こえるか』って言うところなんですよ。フルレンジでも分離がいいものは大編成の音楽でもちゃんと鳴ってくれる。だって、濁らないからね。それが位相感が良いって意味につながるのです。例えば、レベルを上げなくてもパンポットを少し振ればちゃんとその楽器が出てくる様なね。ワーって盛り上がっている曲中でも、『ジャッツ』とギロの音がきちんと聞こえるとか、言わばスピーカーはステージそのものかも知れませんね。
──では、音楽を聴くという観点で少し伺いたいのですが、カルロスさんは音楽をよく聴かれる方ですか?
カルロス 普通ですかね。あまり、拘らずに聴いてますよ。
──iPodはお持ちですか(笑)?
カルロス 身近にはありますが、どっちかというとアナログ的な傾向も好きですかね。
──車の中ではどうですか?
カルロス それが一番大事です!(笑)。正直な話、ミックスの最終チェックは車だったりするミュージシャンが多いんですね。例えばエンジンノイズでこの音が聞こえないんだとか解りますね。重要なメロディがあったりすると、タイヤノイズでマスキングされてしまい聴こえなくなっちゃうとか。もちろん、普通にCDを車の中で聴いたりします。車の中のオーディオは大事ですよ〜、ねえ富士通テンさん(笑)。
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