ECLIPSE


フミヤ:チェロは、いくつからはじめたんですか?
陽子:9才です。
フミヤ:そりゃもう英才教育ですね。自分から始めたの?
陽子:そうです。親は普通にお嫁さんにいってくれたらって感じでした。
フミヤ:めずらしいですね。なぜチェロにしたの?普通バイオリンとかいっちゃうんじゃない?
陽子:ええ、うちの両親がアマチュアでバイオリンを教えていて、でもあまり上手じゃなかったんですよ(笑)。それでバイオリンっていうのは変な音がするから絶対嫌だと思ったんです。その頃うちの父はレコーディングの仕事もやったりしていて、家でもクラシックに限らずいろんな曲をかけていたんですけど、その中でチェロの音を聴いて「あっこれだったらいい音がする」っていうことでチェロをやりたいと言い出したのがきっかけなんです。





---長谷川陽子&福田進一のニューアルバム
"WAVE"のコンサート写真を見ながら---


フミヤ:こういうスピーカーの使い方でコンサートをやるのって初めてみたな。
陽子:最初はいろいろな試みがあったんですよ。このスピーカーを客席の方に向けるかどうしようかって。この置き方はジョン・ウィリアムズのやり方をやってみたんです。
陽子:私は弾いていたんで客席にはいなかったんですけど、お客さんとしては前からも来るし間接的に反射音的な要素もあるし、恐らく一番よかったんじゃないですか。福田さんの追っかけの人から「これまでで一番良かった」ってメールも来たそうです。
フミヤ:なるほどねえ。
陽子:こういった形でギターのコンサートをする時はスピーカーの音を出さないって事がポイントですね。クラシックコンサートっていうと、どうしても生音が命みたいなところがあって、ECLIPSE TDシリーズスピーカーを使ったときはいかにそういう感じに聴かせてくれたってところがすごーくよかったですね。
フミヤ:このギターの前のマイクで拾ってるんですよね?
陽子:そうなんです。
フミヤ:これ一本だけ?
陽子:そうです。チェロは基本的には生の音だけ。
フミヤ:このスピーカーでギターの音だけ出してバランス的にはいいんだあ。へぇー!じゃあよっぽどチェロの音がでっかいってことだね、オーディオ的に。まあボディーがでっかいもんね。
陽子:そうですね。怪物みたいなもんですね(笑)。こういう形でコンサートをしているんですけど、もうこのスピーカー無くしてはありえないというか。
フミヤ:そうなんですか?
陽子:特にギターのように音量バランスのとりにくい楽器は必ずスピーカー使うんです。でそうすると変なスピーカーだと本当に機械の音になっちゃう、でいかにもチープな感じになっちゃうですけど、このスピーカーだったら本当に上質な音がそのまま出てきて、お客様にもその音をお聴きいただくことが出来るし、自分たちにもそれが帰ってくるから。
フミヤ:富士通テンもおもいっきり宣伝してもらってるね(笑)。じゃこのECLIPSE TDシリーズスピーカー普通のスピーカーと逆で、スピーカー自身の音を持っていないっていうところがいいんだあ!これで聴くとやっぱりいいよね。
陽子:録音された音がそのまま聞こえて来るって感じですよね。ようするに下手だったら下手な音がそのまま聞こえて来るって事ですよね。へへ。
フミヤ:でもそれはどちらかっていうと、もちろんプレーヤーもそうだけど、エンジニアの問題の方が大きいよね?
陽子:まあそうですよね(笑)。このスピーカーだとエンジニアの腕が試されますよね。
フミヤ:もうプレーヤー側の善し悪しはこの際問題外として(笑)。


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