高音質と設置性をさらに向上させ快適空間を自在に演出

直径8cmのコンパクトユニットながら、上位モデル同様、アーティストの息遣い、楽器固有の音色、スタジオや演奏会場の臨場感を正確に再現する、ハイコストパフォーマンスモデルです。
別売の専用スピーカースタンド「508DMK3」や別売の専用取付ブラケット「CB1」を使えば、フロアに、壁に、天井にと、フレキシブルな設置が可能になり、リビングでのホームシアターや、リスニングルームでの本格的オーディオシステムとしてだけではなく、Cafeやレストランなど、ホスピタリティを重視する商業施設でのBGM再生にも最適です。

開発コンセプト

ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、CDやDVDなどのソフトに収録された音の「正確な再生」をコンセプトに開発されました。それは、ソフトに収録されている「音」こそを芸術そのものと捉え、アーティストが演奏に込めた想いを、何も付け加えず、何も消さずに、正確に伝えたい、との考えに基づいています。ECLIPSE TDシリーズスピーカーの開発コンセプトと、「正確な音」の再生を実現するために採用した「タイムドメイン理論」について、ムービーで分かりやすくご紹介しています。まずはこちらのムービーをご覧下さい。

「正確な音」の再生を可能にする
ECLIPSE TDシリーズ独創の基本設計

スピーカー振動板

正確な音」の再生を実現するには、空気の動きを正確に再現する必要があります。そのため、スピーカー振動板の素材には、高速で前後運動できる強度と密度が要求されますが、それと同時に、素材固有の音色を抑えるために、適度な内部損失も必要です。この相反する課題を解決し、伝搬速度が高く内部損失が大きいという、振動板としての理想的特性を実現するため、ECLIPSE TDシリーズスピーカーには、シリーズ専用に設計した振動板を採用しています。

ディフュージョン・ステー
(仮想フローティング構造)


スピーカーユニットがエンクロージャーに直接取り付けられていると、高速で駆動させた際、自体の振動がエンクロージャーに伝わって付帯音が発生します。
ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、この問題を回避するため、独自の「仮想フローティング構造」を採用。「TD508MK3」はスピーカーユニットを、4本の支柱を持つ「ディフュージョン・ステー」に取り付けることでフローティングし、エンクロージャーと分離しました。

磁気回路

スピーカー振動板を高速で前後運動させ、正確な空気の波を作り出すためには、エンジン部となる磁気回路にも、強力なパフォーマンスが求められます。
ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、磁気回路もシリーズ専用設計で対応。強力マグネットの採用やボイスコイルの最適化と同時に、マグネットとボイスコイルのギャップを最小化するなどして磁束密度も強化しています。

振動カットと気密確保


フローティング構造の採用により、スピーカーユニットとエンクロージャーを機械的に分離しても、振動を完全に回避することはできません。
ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、スピーカーユニット、エンクロージャー、ディフュージョン・ステーそれぞれの接点に、不要な振動をカットする特殊な素材を採用しています。 これは同時に、エンクロージャー内の気密確保にも効果を発揮して、 より正確な音の再生を可能にしています。

グランド・アンカー(強固な足場)


スピーカーユニットを高速で駆動させるには、強固な足場が必要です。スピーカーユニットの高速の前後運動を質量でしっかりと受け止める足場として、ユニット後部に円錐形の錨(グランド・アンカー)を接続。素速く動いて素速く止まる、スピーカーユニットの理想的な前後運動が実現します。

エッグシェル・コンストラクション
(卵形エンクロージャー)

スピーカーエンクロージャーは四角い箱型が一般的です。ところが、箱型を形成している角(カド)と平面には、音の進み方に少なからず悪影響を与えるという欠点があります。例えば、スピーカー前面の角(カド)で発生する回折効果や、内部の向かい合う壁面の間で発生する、共鳴や定在波などが、特定の周波数が強調されたり減衰する要因となるのです。
そこで、「正確な音」の再生をコンセプトとするECLIPSE TDシリーズスピーカーは、卵形ラウンドフォルムのエンクロージャー“エッグシェル・コンストラクション”を採用。剛性に優れ、同一半径面が存在しないので、回折効果、共鳴、定在波を極限まで排除できます。

質・サイズ・設置性全てを満たすハイパフォーマンスモデル

エッグシェル・コンストラクション

ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、内部定在波や、前面バッフル角で発生する回析効果を抑制するため、剛性が高く、同一半径面が存在しない、卵形ラウンドフォルムのエンクロージャーを採用しています。 「TD508MK3」は、前モデル「TD508II」より内部容積を約37%アップ。スピーカーユニットの高速駆動に対する背圧の影響を抑えて、スムーズなストロークを確保しつつ、再生周波数帯域を広げることに成功しました。

8cmフルレンジスピーカーユニット

TD508MK3」のスピーカー振動板には、軽量ながら高い剛性や適度な内部損失を持ち、固有の音色を持たないグラスファイバーを採用。エッジ部分は、素材固有の音が少なく、振幅量を充分確保できるブチル系ラバーを採用し、併せて、ダンパーにエア抜き穴を追加するなど最適化し、前後運動の対称性をアップさせています。磁気回路は、マグネットやボイスコイルの最適化と同時に、ギャップを最適化するなどして磁束密度を前モデル「TD508II」より約17%向上させることに成功。さらに、センターポールへ銅素材のショートリングを追加して磁気歪を抑え、よりクリアな音を実現させています。

制振支持構造

TD508MK3」のスピーカー部とスタンド部は、3本のスパイクとオリジナルの特殊固定構造で点接触を実現。不要な振動を排除し、タイトな低音域の再生を可能にしました。 また、よりシビアにリスニングポイントを調整できる、角度調整機能を採用。スピーカー部を-10°~30°の範囲で無段階に調整でき、リスニング環境に合わせて設置の自由度が広がります。

角度調整機能(天井取り付け時)

TD508MK3」は、別売の専用取付ブラケット「CB1」を使用して、天井への取り付けが可能です。スピーカーアームの設定を変えることで、天井に対して10°~-75°の角度調整範囲を獲得。スペースに制限のある場所でも、「TD508MK3」のパフォーマンスを存分に発揮できます。

角度調整機能(壁取り付け時)

コンパクトタイプの特性を活かし、 TD508MK3」は、別売の専用取付ブラケット「CB1」を使用して壁への取り付けも可能です。スピーカーアームの設定を変えることで、壁に対して20°~75°の角度調整ができ、使用シーンの可能性をさらに広げることができます。

生演奏を聴く喜び、感動を体験できる
ECLIPSE TDシリーズスピーカーが再生する「正確な音」の3要素

明瞭性

微細な音までクリアに聴こえる

たとえば、銘器にしか出せない特別な音色や、アコースティックギターのスライド音、ヴォーカルの囁くような息遣いなど、録音されているのに今まで聴くことができなかったデリケートな音までも再現でき、クリアで透明な音が楽しめます。

空間再現力

録音され得た位置情報までも描き出す

スピーカーの不要な響きが無くなると、音は録音された通りに聴こえ、スピーカーの存在は消え去ります。アーティストの位置や会場の雰囲気など、まるで目の前で演奏されているように再現され、立体的なステレオイメージが楽しめます。

スピード感

演奏のリズムを正確に再現する

瞬発的な「音の立ち上がり・立ち下がり」など、演奏のリズムが正確に再現できると、アーティストやエンジニアの超絶的技巧がはっきりと聴き取れ、スピード感に満ちた、彼らの意図通りの音を楽しめます。

TD508MK3