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ステレオファイル(Stereophile)誌 2007年1月号掲載
TD712zスピーカー試聴レポート <1/5> |
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Robert Deutsch著 |
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北米でも権威のあるHi-Fiオーディオ専門誌の1つである「stereophile」誌の2007年1月号で、ECLIPSE TDシリーズの最高峰モデル 「TD712z」を極めて高く評価して頂いたレビュー記事が掲載されました。この度、このレビュー記事の和訳をアップ致しましたので是非、ご覧下さい。
オリジナル原稿は下記stereophile誌ホームページに掲載されております。
http://www.stereophile.com/standloudspeakers/107fuj/ |
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『富士通テンのECLIPSE TD712zは、その明瞭性、透明性、分解能、音像定位や音色の正確性において、私がかつて使っていたシステム、あるいはショーで聞いたことがある殆ど全てのスピーカーに匹敵するか、それを凌駕する並はずれたラウドスピーカーである。』 |
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さあ、ラウドスピーカー設計クイズの時間です。
次の質問に答えて自己採点してください。
ラウドスピーカーシステムでは理想的にはいくつのドライバーが必要でしょうか?
a)2つ
b)3つ
c)4つ以上
d)以上のどれでもない
分かりましたか?よろしい。
それでは次の質問です。
ラウドスピーカーシステムでクロスオーバーの最良のタイプはどれでしょうか?
a)1段(6dB/オクターブ)
b)2段(12dB)
c)3段(18dB)
d)4段(24dB)またはそれ以上
e)以上のどれでもない
これも出来ましたか? ええ、もし私が今回どんな種類のスピーカーレビューをしようとしているか気付いた方は、これらの質問に対して多分d)とe)の「以上のどれでもない」を選んだでしょう。1つのシステムの理想的なドライバーの数は1つ、そしてクロスオーバーは無いのが理想です。〜もしその1つのドライバーが周波数特性のピーク・ディップ無しに全範囲の周波数を再生出来、その周波数範囲で十分に低歪で、十分満足な音量を作り出せ、そして指向性がとても狭い、あるいはむらのある等の特別な制限が無ければ。
そう、これらがスピーカーの主要条件であり、そしてほとんどのラウドスピーカー設計者はシングルドライバーのスピーカーを製作するのは、多くの困難と妥協が必要であると考えました。そのため市場に出ているほとんどのスピーカーは、複数のドライバーと多彩なクロスオーバー構造をしており、そして最適なクロスオーバー設計の議論が続いているのです。
それでも、勇敢な人たちは、フルレンジ・シングルドライバーのスピーカーを設計・製造することに身を捧げてきました。最も有名なのは、我がアート・ダッドリィー(Art Dudley)に興味を持っていたローサー社(Lowther)です。ローサー社はもともとドライバーユニットのメーカーで、他のメーカーでもスピーカーシステム完成品(通常はホーン搭載型エンクロージャー)にローサー社のドライバーを使っています。ローサー社の高効率ドライバーは、"フィザーコーン(Whizzer cone)"といい、高音域に対して一種の機械的なクロスオーバー特性を与え、それらのいくらかはイコライザ位相プラグを持っています。
富士通テンはシングルドライバースピーカーシステムの世界では比較的新しいメーカーであり、そして私は、これらのスピーカーが私のオーディオ愛好家レーダーに初めて引っかかったものであることを認めなければなりません。私は2006年のコンシューマ エレクトロニクス ショー(実際には同時開催のThe Home Entertainment Show:高級ホームオーディオのみの展示会)で、富士通テンのECLIPSE TD712zに初めて出会い、そしてその音に強く感動しました(http://blog.stereophile.com/ces2006/ のブログ参照)。
私はこのスピーカーのレビューを書きたいと思いましたが、Stereophile誌の編集方針では米国で5つの販売店が必要とされている中で、その時のECLIPSEは2つしか販売店が無かったのです。しかし、数週間後に私は富士通テン ECLIPSEのノースアメリカ代理人であるミッキー・タチバナから、ECLIPSEがさらに2つの販売店で扱われるようになったと言う電子メールをもらいました。そこでレビューを行えることになり、私はラスベガスでデモンストレーションされていたのと同じTD712zを2本受け取りました。
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