「原音の正確な再生」を実現するには、正確な空気の波を作り出す必要があります。そのため、スピーカー振動板の素材には、高速で前後運動できる強度と密度が要求されますが、それと同時に、素材固有の音色を抑えるために、適度な内部損失も必要です。この相反する課題を解決し、伝搬速度が高く内部損失が大きいという、振動板としての理想的特性を実現するため、ECLIPSE TDシリーズスピーカーには、シリーズ専用設計のスピーカー振動板を採用しています。
TECHNOLOGY/テクノロジー
タイムドメイン理論を実現した
ECLIPSE TDシリーズスピーカー独自のテクノロジー
6つのオリジナルテクノロジー
元々の音の波形に悪影響を及ぼす主な原因として、スピーカーエンクロージャーの「響き」があります。その響きの原因である不要な振動や余計な反射、共振を極限にまで抑制するために画期的なテクノロジーを投入しています。【図4】【図5】
【図4:ECLIPSE TDシリーズスピーカー分解図】
【図5:時間軸特性によるインパルス応答比較】
入力信号(インパルス)と出力信号(インパルス応答)の波形が近いほど、再生音は正確。
・従来のスピーカー
・ECLIPSE TDシリーズ スピーカー
01 スピーカー振動板

02 磁気回路

スピーカー振動板を高速で前後運動させ、正確な空気の波を作り出すためには、エンジン部となる磁気回路にも、強力なパフォーマンスが求められます。ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、磁気回路もシリーズ専用設計で対応。強力マグネットの採用やボイスコイルの最適化と同時に、マグネットとボイスコイルのギャップを最小化するなどして磁束密度も強化しています。
03 グランド・アンカー(強固な足場)

スピーカーユニットを強力に駆動させるには、強固な足場「グランド・アンカー」が必要です。仮想フローティング構造のベースとなり、スピーカーユニットの強力なピストン運動を質量でしっかりと受け止める足場として、スピーカーユニット後部に円錐形の錨(アンカー)を接続。素早く動いて素早く止まる、スピーカーユニットの理想的な前後運動が実現します。
04 ディフュージョン・ステー(仮想フローティング構造)

05 振動カットと気密確保

06 エッグシェル・コンストラクション(卵型スピーカーボックス)


