ECLIPSE   
 
ECLIPSE スペシャルインタビュー 田中 健
ECLIPSE Special interview / Inoue Takayuki  
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ひとつの音を、綺麗な宝石を扱うように・・・

ライブ中の田中 健さん
ペルーに旅行中、マチュピチュの遺跡でどこからともなく幻想的な音が聞こえてきたのがケーナの演奏でした。それが最初の出会いですね。その音の心地よさに惹かれ、ケーナを購入する為にお店に向かいました。でも、お店にはお土産用の同じようなものばかり。

ふと、店の外を見ると地元の子供が路上で彼の家族の手作りらしきケーナを売っていました。お店にあったものより彼が持っていたケーナが気に入って、2本購入しました。それから僕とケーナの歴史が始まったわけです。現在は数十本所有しておりますが、気に入ったものは1本だけ。なかなか巡り合わないものですね。

それから25年経ちましたが、この時の音をしっかりと覚えていて“自然に音が鳴っている”という感じをいつも求めていますし、これからも表現して行きたいと思っています。

僕は空気感や雰囲気を出す為に、透明感のある音を目指しています。それは、難しいことをやるよりも、綺麗な宝石を扱うように、ひとつひとつの音を大切にして演奏することが大切だと思っています。

その為に、基本リズムは“波の音”をイメージしているんです。それはヒーリングっぽい感じなんだけど、“人間のリズム”で刻むのではなく“自然のリズム”に合わせて刻むことがポイントなんです。1曲全体をしっかりイメージして演奏できれば、呼吸が楽になり、音楽も自然になってくる。そして、それが出来た時は楽しくなりますね。ここまで来るには悩んだ時期もあったし、結構大変でした。

だから、スピーカーもECLIPSE TDシリーズスピーカーのように、存在を主張しないことが重要なんです。いかにも鳴っているぞというスピーカーだと、雰囲気が台無しになってしまいますからね。


ケーナの魅力を引き出す、神秘的な場所

田中 健さん
今後は景色の良いところや、神社やお寺といった神秘的な場所で活動して行こうと思っています。

そのような場所だと、ケーナの音に自然な響きが乗って深みが出るだろうね。魅力を一層引き出してくれるんじゃないかと思いますし、すごく楽しみです。■



【ケーナ】・・・南米ペルー、ボリビアなどが発祥の縦笛。材料はカーニャと呼ばれる葦が用いられることがあるが、現在は竹または木で作られることが多い。

 

- 田中 健 プロフィール -


田中 健さん
福岡県出身。1972年「あおい健」の芸名でアイドル歌手としてデビュー。後に俳優に転向し、74年東宝映画『サンダカン八番娼館』でデビュー、翌年『青春の門』で脚光を浴びる。テレビドラマ『俺たちの旅』で一躍人気を集め、93年映画 『望郷』では数々の映画賞に輝く。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍する一方、83年に南米旅行中にケーナと出会い、その音色に魅せられ、90年に1stアルバム『スペース』をリリース。以降『Heart To Heart』『呼吸瞑想』『ユーラシア』『ひととせ』計5枚のアルバムを輩出。現在もコンサートなどケーナ奏者としても活躍。

田中健オフィシャルページ
http://www.toho-talent.com/ken/
 
       
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