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小野リサ
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倉持:まずは、ニューアルバムについてお聞かせください。

リサ:私はこれまでアルバムを通して音楽の旅をしてきました。『ドリーム』と言うアルバムを皮切りにジャズ、ポップス、ハワイアン、イタリアン、フレンチと、色々な国の音楽を題材にしながらボサノヴァをブレンドする旅です。そして今年は、アフリカ、中近東、アラブの国々へと旅しました。

まさに今回はワールドミュージックとも言える渡航先ですが、アルバム毎の旅の目的地は、どのように決められるのですか?

基本的にはその時の気持ちや想いですね。ボサノヴァの発祥の地でもあるブラジルには、アラブの国々からの移民の方々も多く住んでおられます。以前アフリカ大陸のモロッコを訪れた事もあり、私にとってアフリカという国はとても魅力的でした。ブラジル音楽がアフリカから様々な影響を受けている事もあり、それらの国々でそのルーツを探る旅をしたかったのです。

音の印象としては、最近のアルバムで都会にお出掛けになっていたリサさんが、今回のアルバムでは自分の家に「ただいまー」と帰ってきた感じがします。

そうですね、リズムや音階等はある意味西洋音楽の土台ともいえる奥深さがあります。まさにボサノヴァやブラジル音楽の源とも言える様々なエッセンスが、そういった雰囲気を楽しんでいただけるのだと思います。アフリカやアラブの国々から感じるのは、「母なる大地でもあり人類の源である」というところでしょうか。

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