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伊木 巌(いき いわお)
1969年11月14日生まれ。22歳の時、マネージャーとして勤務していたフレンチレストランでワインの奥深さに魅せられる。97年にソムリエ資格を取得し、98年10月に「リエゾン」開店。01年、上級資格のシニアソムリエ試験に合格。04年7月、「ワイン食堂 リエゾン」として、以前の倍のゆったりした現在の場所に移転。ワインだけでなく京野菜のパスタや自家製のスモーク類など、素材にこだわった料理も充実している。 |
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--- お店づくりのポイントはどのようなものなのですか?---
女性が一人でも気負いなく、気軽にワインに親しんでもらい、好きな食事を楽しんでもらえる店作りをしています。レストランでワインは楽しんでも他のお店ではワインを飲まない方が多かったので、レストラン以外でもワインを楽しんでもらえる店、「レストラン未満バー以上」のお店を作りたかったんです。非日常のハレを提供したいというか。
--- ワイン・料理についてはどのようにお考えですか?---
できるだけ天然醸造したもの、野菜も農薬をなるべく使わない自然に作ったもの、あまりバターとか動物性脂肪も使わず、塩も薄めで、マクロビオティックに近い料理です。本来の日本人の身体に合うものですね。
--- お店の空間を演出するBGMについてはいかがですか?---
お客様が心地よく感じてもらうことは当然ですが、いつも聞く音楽じゃなく普段あまり耳にしたことのない特別なシチュエーションとして思える音楽をBGMとすることで非日常を演出しています。
バロック音楽やオペラとか、普段聞いていなくても、聞いてみると心地よかったり、あっ楽しいものなんだな思えるものを提供したいですね。ワインにしてもレストランにしても気取りってのも文化の一つですから、非日常ってところを感じて頂きたいんです。
バロック時代をとりまく環境や芸術に対する王朝のお金のかけ方、贅の極みを尽くした食事などは煌びやかで美しい、素敵だなと思う。今、そういうのが日本で失われつつあるというか、現実的すぎたり、実務的であったり、そういうのはなんとも味気ないですよね。何百年も前から続いているようなオペラとか、クラシック、バロック、そういうのは純粋に綺麗な音だなと思うんです。
ですから、チェンバリスト、バイオリニスト、バロックオーボエ、リコーダーなどプロの音楽家の方がお客さんに多いんです。そういった方からは、音楽のことや歴史も教えてもらえます。クラシックをずっとやってこられている方は、飲んだり食べたりするのもちゃんと楽しんでられる。楽しみ方を知っておられる、僕がやりたいことを理解してくれるので通じるところが多いですね。
--- TD510を導入されたご感想はいかがですか?---
どこで鳴っているか、スピーカーの存在がわからないので設置場所を選ばないメリットがあります。録音されたものに非常に忠実なので、録音状態が悪い音源だとそれがそのまま出てしまうのは困ったものですね(笑)。音としては若干高域・低域が物足りなく感じますが、小さな音量でもよく通るので、部屋全体に行き渡るよう、スピーカーを直接お客様に向けないようセッティングしています。SWの追加もしてみたいですね。
デザインについては、僕自身は全体が丸みを帯びていて、まわりの色々なものが反射したところが美しいなと思いましたね。その柔らかさと写り込みが綺麗で、店内にしっかり溶け込んでいると思います。お客様もあまりスピーカーとは思われないみたいですね。カメラなの?って聞かれることもありますよ(笑)。
でも、ご存知の方も結構いらっしゃいますよ。■

【ワイン食堂 リエゾン】
住所:大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル1F
電話:06・4797・0626
時間:18時〜翌2時(LO)、土曜〜24時(LO)
休:日曜、祝日
席:カウンター11席、ソファー10席
カード:可
交通:JR東西線北新地駅11-21出口より徒歩4分
メニュー:グラスワイン(毎日7種)900円〜、フルボトル5000円〜。
パスタ各種1200円前後。チャージ500円。 |
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