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── お仕事にもお使いと聴きました ──
ええ、スタジオでは小さい音から大きな音でもチェックするのですが、それを自宅に持って帰ってプレイバックするのに使いました。一般的にはラジカセやコンポなどを使うんです。でも大体そういった類いは音を良く聴かせようとする加工が回路的に入ったりしていて。
そうすると、本来の音楽としてのバランスが全然ナチュラルじゃないんですね。そうなってくると、高価なスピーカーで小さく聴くしか無いのかなとも思っていました。でも、例えば小さなシステムでは有名なアメリカ製のスピーカーさえも、僕には物凄く加工されて聴こえてしまって。
── 例えば低音がブーミーだとか...──
そう。それも含めてどんなジャンルのどんな曲を聴いても、そのメーカーの音になってしまう。言い換えれば、その機械の音にしか聴こえないんですよ。
同じ曲ひとつとっても、アーティストによって音は違うはずですよね。それが全部そのスピーカーやそのメーカーのカラーになってしまう。そうならない「スピーカー」が欲しかったのです。
で、ある日ECLIPSE TDシリーズスピーカーを聴いたら本当にナチュラルで「そのままの音」がしていた。特に小さい音で聴いた時の全体のバランスが、スタジオで聴いた時のバランス感とほぼ一緒だったのです。もちろん、その設定にするまでは時間がかかりましたよ。サブウーファーとのバランスとか、部屋の鳴りもありますから。でも、それさえ追い込めれば、もうこんなにナチュラルなスピーカーはないなと。
■自然体で音楽と
── 過去のご自身のアルバムをECLIPSE TDシリーズスピーカーで聴かれたりはされますか?──
はい。これまでに、自分がCDを作った時の声も楽器もすべてそのままストレートに聴こえました。それをどんなにレベルを下げてもバランスよく聴こえた。あ、あまりボリューム下げすぎるとサブウーファーが自動的に止まっちゃうんですが(一同苦笑)、普段はそうならない位のレベルで聴いていますが、これなんとかなりませんか、ははは。
── 例えば、もしサブウーファーが無ければどうですか ──
正直ウーファーが無いと僕には少し物足りないですね。とはいえ、僕はウーファーの音をあえて大きくしたりはしません。「かすかに低音が混じっている位で、全体が全く違うものになる」と感じました。加えて、ソースによってはウーファーをoffにしたりもしますよ。例えばAM放送やレートの低いネットラジオ等を聴く時ですね。そう言う時はウーファーは無い方がいいんです。低音が無いと明るく聴こえますし、小型ラジオの雰囲気で聴けますからね。
── ところで、オーディオや機材等にはこだわられるほうですか?──
いえ、そんなにこだわりませんしマニアックでもありません。ただ「自然にナチュラル」であれば家でも車でも聴く場所は問いません。逆を言えば人によっては高価な機材を入れたり、時に高低音を強調したりしますが、一般的にはそんな人は少ないので、僕もそうはしないのです。まあ、時々ホームシアターは欲しいなと思ったリはしますけど、リビングで見るよりも、ベッドサイドでコンピュータを画面にして、寝転びながら気楽に映画を見たりします。もちろん、音はECLIPSE TDシリーズスピーカーで出してますよ。何より僕にとってはこの「最小限のホームシアターがとても心地いい」のです。 <次へ> |
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